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残された時間で「遺す」ブログ

転院先での検査

December 2022


 

転院先の病院は電車で40分くらいのあまり普段行かないような馴染みのない場所にあった。

 

大きな病院に罹るのは初めてで緊張していたが、総合案内の方が誘導してくれスムーズに婦人科の待合室に到着。

混雑していたものの紹介状があればスムーズに診察してもらえるシステムのようで比較的待ち時間も少なく診察に呼ばれた。

 

この病院は産科も併設されており待合室はほとんど妊婦さん。そんな中、身を縮こまらせて診察を待つ居た堪れなさと一周まわってキラキラ妊婦さんから元気をもらえる感じ(?)で感情が忙しかった。だから早く呼んでもらえて安堵したことを覚えている。

 

そしていよいよ医師と対面。

本で見た腹腔鏡の名医じゃない!←失礼

とがっかりする(後に産婦人科で一番えらい先生と判明)

その物腰柔らかな医師から

「いきなり怖い事いっぱい言われてびっくりしたね〜。」

と突然のオネエ風味の優しさを浴びてしまい泣きそうになるも何で唐突のオネエwwなどとなんとか気をそらし涙をこらえることに成功。

 

そしてここでも内診。

「確かに何かあるね〜。でもまだ何か分からないから検査に出すね〜」

 

「前の病院では9割子宮頚がんだって言われました!!(威勢よく反論)」

 

「う〜ん…(困ってる)」

 

というやりとりで、告知がこの医師だったらもう少しダメージ少なかったかもななんてぼんやりと考えていた。

 

そして、

冷静に考えたらあの医師ひどくないか!!??

第一声が「うわっ!!(ドン引き)」て…

と沸々と午前中の医師に対する怒りが湧いてきたところで検査は終わった。

 

この日はこのあと採血と心電図とDICの検査を受けた。

このDIC、未だに何なのかわからない。

この病院のこの時だけしか検査受けてないし、次の病院に検査結果を持っていったときも

「お、おぅ…(あるんだ)」

みたいな反応されたw

 

そして年明けの別日にはCTとMRIを撮った。

今じゃ慣れたものだけどこの時はこの日が初めてで緊張で気絶しそうになっていた。

造影剤のあの感じもMRIの爆音も何もかもが初めての体験。あの装置に入って寝転んでいるといよいよ自分が健常じゃない、どこか穢れてしまったような感覚に陥り落ち込んでしまった。

 

メンタルをやられながらも検査はすべて無事に終わり、あとは結果を待つのみ。