Everything Went Fine

残された時間で「遺す」ブログ

そして退院

February 2021


 

早ければ1週間で退院する人もいる(ドヤ)

 

「入院期間が短い」というのは間違いなく腹腔鏡手術のメリットの1つだろう。

 

広汎子宮全摘術は大手術なので開腹であれば順調にいって3-4週間の入院。

それが腹腔鏡であれば1週間。

 

ちなみに私は早い人じゃなかったので術後10日目での退院となった。

また私の場合、術後1週間なんてとてもじゃないが退院できる状況になかった。

 

毎日微熱(37.8℃ぐらいをキープ)

改善しない貧血

下がらないCRP

 

そして一番問題だったのが自己導尿。

 

mimimimi365.hatenablog.com

 

途中、この排尿訓練を逃げ出したことにより習得が遅れさらに退院が延びてしまった。

退院前日「ほんとに大丈夫〜?」と先生に疑われるほどの仕上がり具合だったため、下手するともっと退院が延びていたかもしれない(帰りたすぎて押し切った)

 

そんな待ちに待った退院当日。

なぜかここ一番の体調の悪さ。

一瞬退院を延ばそうかとも考えたが、子どもたちに会いたいので強行突破した。

 

高速で2時間半。

体調はそれ以上悪化することなく、しかしよくなることもなく懐かしの我が家に到着した。

 

本当は感動の再会を果たしたかったのだが、そんな余裕はなく家に入るなりソファに倒れ込んでしまった。

 

すっかり元気になった私が帰ってくることを想定していたであろう子どもたち & 義母はそんなよれよれの私を見て一瞬驚いた表情を見せたあと慌てて毛布をかけてくれたりカバンを運んでくれたりいろいろ助けてくれた。

 

私は術後、体力が術前の半分ぐらいしか回復せず「健康な人たちが思うハンデのある人」以上に動けないことが多い。

 

私だって自分が手術するまではこんなに動けなくなるとは思っていなかったし

術後の体調なんて分からないのは健康であることの証で

つまり彼らと私の間には深くて大きな溝があり、そのギャップに気づかされるたび勝手に傷つき落ち込んでしまう。

(一言で言うと健康な人がうらやましい)

 

とはいえ、やっと帰ってこれた我が家。

義母の作ってくれたちらし寿司とお花でお祝いしてもらったあと久しぶりに子どもの隣りでぐっすり眠った。