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残された時間で「遺す」ブログ

細胞診は突然に

January 2021


 
とある日、病院からの電話。
なんでも
 
・組織型がやっぱり気になる
・うちの病院でも細胞診をしたい
・うちなら生きてる細胞を取れるから失敗しない
・だから今から来ない?
 
というお話だった。
平日のお昼前。
当時はコロナ禍で夫婦ともにリモートワークで在宅だった。
あの先生が言うのだからもう一度調べた方がいいのだろう。
急遽休みを取り夫に病院に連れて行ってもらった。
 
病院に着くともう夕方。
相変わらず術衣で手術の合間です!という雰囲気の先生(A先生)が
「今日はSという別の者が担当します。この辺り取ってって言ってあるから大丈夫!」
と言い残して足早に去って行った。
 
この辺り…そんな感じで分かるんだ
 
そしてそのS先生とご対面。(のちの主治医)
背が高くてほわーんとした若めの先生だった。
 
「Sといいます。今日は細胞をとらせてもらいますね」
 
すごく質問しやすそうな雰囲気だったので聞いてみた。
A先生に普通じゃないと言われたのですが、具体的にどういうものが考えられますか?
 
「うーん。肉腫とか…?」
 
ここでも肉腫か…
 
そしてしぶしぶ内診台へ。
内診について、私はそんなに痛い!とか恥ずかしい!とかの抵抗がある方ではないけど、大量出血が怖くてこの期に及んで出来るなら今からでもキャンセル出来ないかと考えていた。
※ガンからの出血で普通は出血しないので怖がらず検診受けてくださいね
また、ほんとに細胞取れるのかなとほんの少しだけ疑念を抱いていたのも否定できない。
 
が!!
S先生の内診は驚きの無痛 & 出血ほぼ無し
最初のクリニックでは綿ぎゅうぎゅう詰めの刑にあったのに↓
 

 
何から何まで感動のこの病院。
病院や先生で全然違うことを身をもって実感。
病院選びって大事!!
 
というかもしかして、やろうと思えば痛くない内診てできるんだろうか?
優しさの問題??
この病院では自分が大事に扱ってもらえるように感じてじーんとしてしまった。
 
そして細胞の方もばっちり採れていて(疑ってすみません)ついに組織型が判明したのだった。